今回は受験期を通してどんなことを考えて勉強していたかを書いていきたいと思います。
この記事は具体的な科目毎の勉強法を書いているわけではなく、勉強の計画の立て方、息抜きの仕方、などの受験生活をつづったものです
結果的に早稲田大学に入学できましたが余裕で合格したわけではありません。
受験勉強開始時の偏差値は3科目で50行かないぐらいで塾の先生からも「正直かなり厳しいと思うよ?」と面と向かって言われましたし、中学・高校と学年平均ぐらいの成績でした。
勉強で伸び悩んでいる人、「才能がないから」と言い訳してしまう人の助けになれば、と思います。
今までの受験成績
まずは僕の受験成績を。
高校受験
確約でとった私立の滑り止めと、公立しか受けず、無事合格。
MARCHや早慶、私立の進学校も受ければ、と学校、塾から言われましたが、当時私立には絶対に行きたくなかったのと(学費高いし、校則が厳しいのが嫌で)、
わざわざそっちの対策に時間がとられるのが嫌で二校に絞ることに。
我ながら、背水の陣過ぎました。おすすめはしません。(笑)
大学受験
・センター試験入試
立教 法学部
法政 社会
明治学院 社会
専修 社会
の4つを出願し全部合格!
立教を合格できたのがめちゃくちゃおおきかったですね。
実際の点数は英語178、日本史89、国語が139/150でした。
英語、日本史で9割取れなかったのが悔しいですが、国語がまさかの9割越え(笑)
問題との相性が良かったからかな。 ここまでうまくいくとは思いませんでした。
続いて、私大
- 早稲田 社会科学部 合格 進学
- 早稲田 教育学部 合格
- 早稲田 商学部 不合格
- 慶応 商学部 不合格
- 上智 総合人間科学部 合格
- 立教 経済学部 合格
- 日大 商学部 合格
「計画通り」
ここまでのドヤ顔はしませんでしたが、この結果はおおむね計画通りでした。
慶応は試験一か月前に塾の先生に唆されて受けただけなので、ショックはありませんでした。
ただ、あの年の慶応商を受けた方は分かると思いますが、日本史が異常でした。
平賀源内の幼少期の名前なんてどこにものってなかったよ諭吉さん・・
早稲田の商学部は全科目で7割弱とらないといけないので、ここも受ける前から厳しいかなと思ってました。
というわけで無事第一志望に合格!!やったぜ!
合格からの逆算で計画をたてる
まずは合格のために何点必要かを調べましょう。
センターだと配点がわかっているので分かりやすいですが、私大は合格最低点しかでないので、僕は過去問での得点率で決めていました。
長期での目標を決めてから、短期での目標を決めます。
小さな達成感を少しづづ重ねていきましょう。
漠然とした「合格」という目標では一年間も勉強は続きません。
段階的な目標を決め、それらを着実にクリアしていけば合格は確実なものになります。
僕は受験期が始まる段階で一年で受けるであろう模試でとるべき点数を決めていました。
本番、模試でとる点数が決まったら、普段の勉強での計画を立てましょう。
ここではセンター英語を例に出したいと思います。
(例)センター英語で180点を取りたい。
12月の模試時点で175点取れるようしよう。
そのためには、文法、長文での正答率を上げるのが手っ取り早い。
文法でのミスが多いが、長文ではしっかりとれているので、文法の得点率を上げよう。(発音・アクセントは配点が少ないので、捨てよう)
そのためには文法書を一か月で二週する。
そのためには一週間で~ページ。
そのためには一日で~ページ。
僕はこんな感じで逆算から一日でやるべきことを設定していました。
今やっているのがなんのための勉強なのか、それがはっきりしないままやる勉強に
何の意味もありません。
常にゴールを意識した勉強をしましょう。
過去問の使い方
誰しもが過去問演習をやると思いますが、僕の見てきた中で過去問演習を有効に活用
できていた人は少ないような気がします。
過去問で最も重要なのはどのぐらい解けたか、ではなくどこを間違えたかです。
本番までにいかに不安要素を取り除くのかが鍵なので間違えたものの解き直しを必ずおこなってください。
僕はそれぞれの科目で過去問の解き直しノートをつくっていました。
- 英語→設問にでてきたわからなかった単語、間違えた単語のまとめ、文構造が把握できなかった文のまとめ
- 日本史→知らなかった用語、過去問演習でわかった苦手分野のまとめ
- 国語→知らなかった古文単語、常識 間違えた漢字 理解できなかった現代文の図式化
これらのノートは作ったら毎日見ること。
苦手分野、できなかったものは毎日復習して、同じものが出たときに絶対正答できるようにしましょう。
また、志望大学の受けない学部の問題をやっておくのも大事だったりします。
別の学部ででたものが別学部ででることもありますし。
僕は政経、法の過去問も大門をとりだしてやってました。時間があれば他学部にも取り組んでみてください。
一日の勉強スケジュール
塾の授業も含め1日10~12時間ぐらい勉強。
朝9時ごろ起きて、夜1時に寝ていました。
睡眠時間を削ってまで勉強することはお進めしません。
身体を休めなければ、勉強の効率も落ちますし、なにより体調を崩しかねなにので。
早寝早起きの習慣をつけることは合格への大事なファクターだと思います。
朝は頭があまり働かないので、単語や日本史一問一答や上記の復習ノートを見てから塾に行く、という感じ。
そのあとは過去問演習や、問題演習でアウトプットしてました。
塾の授業が終わり、家に帰るのが、夜10時半ごろ。
夜ご飯を食べた後は、その日の授業の復習や、単語、復習ノートなどをのんびり眺めてました。
息抜き
人間、どこかで休憩しなければ集中力は続きません。
やすむときはしっかり休みましょう。
受験期にしていた息抜き、楽しみにしていたことをまとめます。
・塾で友達とのご飯(お腹いっぱいになると眠くなるので、腹八分ぐらい)
・学校の図書館で授業さぼって漫画を読む(公立校の授業は受験に対応しておらず、僕は受けても意味ないと思ってさぼってました笑)
・家でご飯食べる時に、とりためたアニメやドラマを見る
・好きな漫画の新刊を買う
・勉強の休憩時に外に出て10分ぐらいの散歩
あとは模試の会場を横浜にして、景色を楽しんだりしてました。(笑)
友達とどこかに遊びに行く、とか映画にいくとかは論外です。
遊んでる時も勉強のことが気になったりして楽しめないでしょうし、時間が大幅にかかります。
またご飯を食べた後など勉強していて眠くなるときが必ずあると思います。
そんな時はタオルで顔を洗ったり、いっそ時間を決めて寝るのもアリです。
眠いまま無理に勉強して、うたたねしちゃうより、寝て体力回復してそのあと集中する方が効率的。
twitterはアンインストールしろ
受験期に入ったら、まずこれはやってほしい。
単純に携帯見る時間が増えるし、様々な情報が入ってきて勉強に集中できなくなります。
友達とかのことも気になっちゃうし。
1年ぐらい我慢して、俗世間と距離を置きましょ。
知り合いのめちゃくちゃ頭よくて絶対第一志望受かるだろ、って思ってた人とかtwitterやってたかせいか、第一志望は落ちてました。
100%その影響とは言えませんが、twitterやっていて第一志望に受かる人は少ないように思います。
それで全力?
友達の影響でこの言葉を常に自分に問いかけ続けてました。
朝眠い時、どうしても集中できない時・・・ まだ頑張れるぞ!って思って集中し直せました。
自己暗示ですが、けっこ効果ありましたよ。
携帯の待ち受けもこの言葉にしてました。
志望校にこだわれ
最後は精神論になりますが、これにつきます。
「自分は絶対にここに通うんだ」という自信が一番大事。
根拠はなくていいんです。
自分の事を信じてあげましょう。
模試の結果がいまいちでも、過去問が全然取れなくて泣きそうなときでも、「俺は絶対に早稲田に行く」ってずっとおもってました。
未来の自分を想像すれば、自分は今何をするべきか、という思考に変わっていきます。
「そんな精神論で受かるなら苦労しねーよ」みたいに言われましたが自分を信じれないやつが第一志望に合格なんかできません。
最初にここに行きたい、と決めたのなら、そこにこだわって下さい。
ずっと志望校のことだけ考えていれば、するべきこともわかるはず。
残り少しの受験期を全力で駆け抜けてください。